color-style diary

大阪のコーディネーターがファッションやインテリアのスタイルについてまとめていきます。

2014年はパープルの年かも?/ヴィヴィアン・ウエストウッドのハンドバッグ

【今回のピックアップカラー】

f:id:color-style:20131215093419j:plain

①ごく薄いグレイッシュパープル、②柔らかいピンク、③薄いピンク、④鮮やかなピンク、⑤ややパープルがかったグレー、⑥ブラック

 

 先日の投稿で、パントン社が2014年の流行色にRadiant Orchid(ラディアント・オーキッド)という淡い紫を選出していることをご紹介しました。今、ピンクからパープルの色味が注目されています。

 

 パープルはレッドとブルーの中間色で、おしゃれ、上品、魅惑的といったイメージを持っています。ピンクになると女の子らしさ、ヤングテイストになり、可愛い、元気な、カジュアルなといったイメージが上がってきます。

 

 今シーズン(2013秋冬)のボルドーもトーンこそ違えど、赤紫で類似の色相になっています。今、社会がガラパゴス化していて、男性を中心に自分たちはどこへ向かえばいいのか手探りで解決策を探しているなか、女性を中心に、そうはいっても今という時をどれだけ楽しめるか、できるだけ気持ちをつなぎ共有できるかを求めている傾向があります。そして少しでもストレスフリーにちょっといい感じを体験したい。そんな気持ちがピンクからパープルに反映されていると考えることもできますね。

 

 今回ご紹介するアイテムはヴィヴィアン・ウエストウッドのハンドバッグです。

 

 

 ヴィヴィアン・ウエストウッドはドラマチックな色使い・デザインが多いブランドです。このバッグもブラックをやや多めに入れていることで、ピンク・パープルの中に強さや個性感をプラスしています。

 

 柄はチェック柄で直線的なシャープ感があります。スタイルとしてはカジュアル、ダイナミック、モダンと合わせるのがグッドです。ダイナミックに力強く格好よく、そしてそれが可愛く決まるようにセットするのが良さそうですよ。